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コラム


海外投資家が気にするサプライチェーンマネジメント(その2)
2014年2月7日号

 こういうのをシンクロニシティというのでしょうか。今週の日経ビジネスオンラインに「アップルもユニクロも慌てふためいた〜中国汚染企業ランキングの衝撃」と題された記事が掲載されました(記事はこちらのリンクから。無料ですが、読者登録が必要です。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140205/259343/?n_cid=nbpnbo_bv_ru)。中国における環境汚染問題と、それに対して声を上げた中国のNGOとアップルやユニクロをはじめとする各国企業の対応状況に関する記事です。前回少し触れたサプライチェーンマネジメント(SCM)と環境問題の話ですね。中国は世界の工場であり、日本や欧米、アジア各国企業の委託先工場・農場等が存在していますが、それによる環境問題も深刻化しています。中国のNGOが、中国の工場経営者に善処を申し入れても改善しないことから、その工場に業務を委託している先進各国企業に問題を突きつけ、改善を申し入れ、実際に一部企業が対応をしはじめている、というストーリーです。
 前回も書きましたが、ここ数年、欧州(特に北欧を含む大陸系)をはじめとする海外機関投資家による投資先企業のサプライチェーンマネジメントの取り組みに対する関心が高まっています。日本企業はESG課題の中では環境問題への取り組みが良いと評価されてきましたが、国内外の関連会社や提携・委託・取引先を含むサプライチェーン全体でみると、対応が不十分との評価もあります。前回も書いた通り、環境問題に対するサプライチェーンマネジメント取組不十分としてFTSE4Goodの指数採用銘柄から削除される日本企業も出ています。今回の記事は、まさにこの状況についてリポートしています。NGOのウェブサイトからは、アップルの対応といった個別企業に関する報告書や電機・IT、アパレル、セメントといった業界のリポートも出ています。パナソニック、キヤノン、ソニー、三洋電気、日立製作所、東芝、シャープ、ミズノ、ファーストリテイリング、太平洋セメントといった日本企業も取り上げられていますので、お時間のある時にチェックしてみてください。 http://www.ipe.org.cn/en/about/report.aspx

日本シェアホルダーサービス(株)
山崎 明美

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