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コラム


年金の株式保有
2013年8月16日号

 先日、米国の年金基金の運用成績が改善しているという報道が出ました。米国株式が大幅に値上がりしたことに加えて、金利も上昇しているためとのこと。リーマンショック以降の積立不足論議に一息ついたというところなのでしょう。

 ところで、米国の年金資産はどのくらいの規模なのでしょうか。大手年金コンサルティング会社であるタワーズワトソンの調査では、2012年末で16兆8,510億米ドルでした。同調査のカバーする12カ国+1地域(香港)合計で29兆7,540億米ドルですから、半分以上が米国の年金です。ちなみに2位は日本で3兆7,210億米ドル、英国が3位で、2兆7,360億米ドルで、以下オーストラリア1兆5,550億米ドル、カナダ1兆4,830億米ドル、オランダ1兆1,990億米ドルと続きます。

 報道記事には米国の公的年金(公務員年金)は運用資産の約55%を株式投資に振り向けており、米国株式だけで運用資産全体の約4割とありましたが、タワーズワトソンの調査でも、確かに米国の年金は全体の52%を株式に振り向けています。ということは、米国の年金は約9兆ドル株式を保有している計算になりますね。ちなみに英国は株式へのアセットアロケーションが45%、オーストラリアは54%、カナダは43%です。一方で、日本は35%、オランダ27%、スイス30%です。

年金のアセットアロケーション
 

(参考)タワーズワトソンの調査結果 http://www.towerswatson.com/ja-JP/Press/2013/01/9035

日本シェアホルダーサービス(株)
山崎 明美

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