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コラム


ヘッジファンド栄枯盛衰
2013年6月20日号

 サードポイントの件以来、日本でも海外機関投資家、とりわけヘッジファンドやヘッジファンドアクティビストに対する関心がにわかに盛り上がってきました。色々な新聞や雑誌に外国人投資家特集が組まれているのを目にされた向きも多いことでしょう。

 2012年の年収が約2,200億円(!)と報じられたデビッド・テッパーはアパルーサ・マネジメントというヘッジファンドの創業者です。ちなみに、年収トップテンは以下の通り。10位には話題のダニエル(ダン)・ローブも入っていますね。

Top 10 Highest-Paid Hedge Fund Managers of 2012

  1. David Tepper (Appaloosa Management): $2.2 billion
  2. Ray Dalio (Bridgewater Associates): $1.7 billion
  3. Steven Cohen (SAC Capital): $1.4 billion
  4. Jim Simons (Renaissance Technologies): $1.1 billion
  5. Ken Griffin (Citadel): $900 million
  6. Eddie Lampert (ESL Investments): $750 million
  7. Stephen Mandel (Lone Pine Capital): $580 million
  8. Leon Cooperman (Omega Advisors): $560 million
  9. David Shaw (D.E. Shaw): $530 million
  10. Dan Loeb (Third Point): $380 million

出所:http://www.institutionalinvestorsalpha.com/Article/3190499/

 年収がこのような金額であるということは、多額の資金を運用しており、加えて運用成績も良かったということの証左といってよいでしょう。日本では必ずしも知名度が高いとはいえないと思われますが、彼らと彼らの運用するファンドはアメリカではスターとして注目されています。ソロスファンドのジョージ・ソロスやタイガー・ファンドのジュリアン・ロバートソン、そして「オマハの賢人」ことバークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェットに続く人々であり、こういったスタープレイヤー達がどの銘柄を売買したかという記事が色々なメディアに満載され、一挙手一投足に注目が集まっているわけです。

 ただ、浮き沈みが激しいのもこの業界。2012年の年収第3位スティーブン・コーエン率いるS.A.C.キャピタルはインサイダー取引疑惑で米国SECから6億ドルを超える制裁金を課され、昨年末から今年にかけて解約が相次ぎ、運用成績も振るわないという状況に陥っています。創業者であるコーエンにも捜査が及ぶのではないかという観測も出ており、状況によってはさらにダメージが大きくなるのかもしれません。

 http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323893104578363743049879974.html

日本シェアホルダーサービス(株)
山崎 明美

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