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コラム


グローバルとインターナショナル
2013年4月19日号

 「グローバル」と「インターナショナル」は一見良く似た言葉です。辞書によれば、グローバルは「世界的」、インターナショナルは「国際的」ですね。運用会社の名前には〇〇グローバルアドバイザーズとか△△インターナショナルマネジメントというように、「グローバル」や「インターナショナル」がついた社名が沢山あります。投資信託等の運用商品でも、◎◎グローバルファンド、■■インターナショナルファンドという名前のファンドは本当に沢山あります。でも、グローバルとインターナショナルは類義語ではあるものの、全く同じ意味というわけではありません。実は大きな違いがあるのです。

 それは何かというと、自国を含むか含まないかという点です。グローバルは自国を含むのですが、インターナショナルは含まないのです。例えばアメリカのミューチュアルファンド(投資信託)でよく株主名簿にも出てくるDFA International Value Fundというファンドがありますね。これはディメンショナルファンドアドバイザーズ(略称DFA)が運用するインターナショナル・バリュー(国際割安株)・ファンドという意味になりますが、このファンドは、DFAの自国であるアメリカの株式以外の各国株式に投資するファンドなんです。
 つまり、アメリカから見ると、外国株式ファンドというわけですね。一方で同じく米国のミューチュアルファンドであるヴァンガード・グローバルストック・インデックス・ファンド(Vanguard Global Stock Index Fund)は、ヴァンガードの自国であるアメリカ株式を含むファンドです。そういえば、グランサム・メイヨー・ヴァン・オッタールー(GMO)社が運用するGMOフォーリンファンド(GMO Foreign Fund)という投信もありますね。

 モーニングスターの投信情報データのカテゴリーを見てみると、インターナショナルファンドとフォーリンファンドはどちらも「Foreign Equity(外国株)」、グローバルファンドは「Global Equity(グローバル株)」に分類されています。なるほど、と思って良く見てみると、グローバルとは別に「World Equity(世界株)」という分類もあるようです。では、グローバルとワールドの違いは何かというと、残念ながらわかりませんでした。案外同じなのではないかという気もしますが、はっきりしません。この問題、実は奥が深そうです。

 ちなみに運用会社の社名に“グローバル”が付いている場合は、世界各国どこでもグローバルと名乗っており、“インターナショナル”という場合は、自国以外でのいわゆる海外法人の名称になっている場合が多いようです。皆さんのお勤め先でも海外現地法人の名前が★★インターナショナルというケースが沢山ありそうですね。

日本シェアホルダーサービス(株)
山崎 明美

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